みらくる・らぼ

〔§歩〕
ナチュラルターンの
   1歩目とは?
 ~CBMは右?左?
メニューページ(開始)
ナチュラルターンの
  最初の1歩
CBMでの「支え足」
 は、右足?左足?
社交ダンスは[手首]で
 回転?[腰]で回転?
背中を使って、
 カラダを動かす
背中を使った
 バリエーション
「初心者の頃の
 ホールド」を振り返る
「スウェイ」が変わ
れば、CBMも変わる
「左の肩」を使った
スマートな動き
「左手の棒の回転」
 で、カラダを動かす
「右手の棒の回転」
 で、カラダを動かす
(小休止)超上級者向け
の超難しい「頭の体操」
「レッグスウィング」
 ~足の上に立つ!
「フェザーステップ」
 のカウントの区切り
「支え足」と
 「動く足」
「前進ウォーク」と
 「フットワーク」
「前進ウォーク」
 からの変形
「前進ウォーク」
 からの継続
「もも上げスタイル」
 の美学
カラダを前に進める
 ~もしかしてCBM?
「ショルダー・スウィ
 ング」って何者?
やさしく
 ・トレーニング!
「ナチュラル系回転」
 の基礎とは何か?
迷探偵! 見えない
 動きを推測するぞ!
まとめ~原点は
 「みるく・ごっく~り」
メニューページに戻る
↑このページの先頭へ
↑このページの先頭へ
〔§歩〕
ナチュラルターンの
   1歩目とは?
 ~CBMは右?左?
メニューページ(開始)
ナチュラルターンの
  最初の1歩
CBMでの「支え足」
 は、右足?左足?
社交ダンスは[手首]で
 回転?[腰]で回転?
背中を使って、
 カラダを動かす
背中を使った
 バリエーション
「初心者の頃の
 ホールド」を振り返る
「スウェイ」が変わ
れば、CBMも変わる
「左の肩」を使った
スマートな動き
「左手の棒の回転」
 で、カラダを動かす
「右手の棒の回転」
 で、カラダを動かす
(小休止)超上級者向け
の超難しい「頭の体操」
「レッグスウィング」
 ~足の上に立つ!
「フェザーステップ」
 のカウントの区切り
「支え足」と
 「動く足」
「前進ウォーク」と
 「フットワーク」
「前進ウォーク」
 からの変形
「前進ウォーク」
 からの継続
「もも上げスタイル」
 の美学
カラダを前に進める
 ~もしかしてCBM?
「ショルダー・スウィ
 ング」って何者?
やさしく
 ・トレーニング!
「ナチュラル系回転」
 の基礎とは何か?
迷探偵! 見えない
 動きを推測するぞ!
まとめ~原点は
 「みるく・ごっく~り」
メニューページに戻る
-
ナチュラルターンの1歩目とは? ~CBMは右?左? 作成日:2012/12/29、最終改訂日:2012/12/29

§歩-29:「ショルダー・スウィング」って何者?

社交ダンスには、「ショルダー・スウィング」というテクニックが存在するらしい。
英語で書くと、「shoulder swing」かな。 直訳すると「肩を振り動かす」かな。

直接習ったわけじゃないけど、英語表記の単語なので、本場のイギリス人も使っている用語であり、本場のイギリス人も使っているであろうテクニックなのであろうと、勝手に想像する。


「チャンピオンが解き明かす! ダンスのからくり 〜檜山浩治・公美子のダンスバイブル」の説明はわかりやすい・・・というより、至って単純明快。反論の余地は無い。

この動きに「無駄な動きを加えず」に、純粋に、この動きだけを行うことが出来れば、それが正しい「ショルダー・スウィング」ということになる・・・ハズ。
(ここまでは、異議を唱える人は、ないだろう。)

実は、「ショルダー・スウィング」なる動きには、「思わぬ落とし穴」が存在する。

このページでは、簡単な実験を通じて、それを説明する。

−*−

まず、この動作は、「ショルダー・スウィング」と(ほとんど)同じ動作である。
腰・骨盤を回転させずに、ショルダー(肩)を、右に回転させる。
ボールを右に移動させれば、肩(ショルダー)は右に回転する。


【肩-11】
ボール(出来れば重いボールの方が良いが、100円均一のボールで十分)を机の上に置き、
おへそをボールの正面に向け、両手でボールを掴む。

【肩-12】
そのまま、ボールを持ち上げる。当然のごとく、骨盤は回転しない。

【肩-13】
両手で掴んだボールを右へ移動させる。
肩が右に回転しても、骨盤は動かない。
肩を大きく右に回転させると、骨盤は後から追従して右に回転する。

これが出来たら、アタマの中で「見えないボール」を想像して、同じ事を繰り返す。
ほとんどの人は、同じように出来るはず。


思わぬ落とし穴」は、この先に存在する。

「中央→右」「右→中央」「中央→左」には、落とし穴は存在しない。
落とし穴が存在するのは、「左→中央」である。

−*−

●「軸足の太腿を、前に出す意識」で立った場合

ボールを左横から、中央に運ぼうとすると、ボールが右に動かず、骨盤が右に動く。
骨盤が最大に右に動いてから、骨盤に引きずられて、ボールが右に動きだす。


本来の「純粋」な「ショルダー・スウィング」であれば、
「肩が右に動いても、骨盤は動かない。 肩を大きく動かせば、骨盤が追従する」
という動きをするはず。
ところが、「太腿を前に出す意識」の立ち方をすると、予想とまったく違う動きをする。

【肩-22】
ボールを左横に持ち上げる。
骨盤を回したり、肩を回したりせず、純粋に、ボールを垂直に持ち上げる。

そうすると、なぜか、「おへそとボールが喧嘩をする!」
おへそは、「ボールなんか見たくないわ!」とばかりに、おへそは、ボールから離れた方向を向く。
骨盤が右に回転して、おへそとボールには、90度の角度差が出来る。

【肩-23】
ボールを右側に運ぼうとしても、ボールは右方向に動いてくれない。
ボールを右に動かそうとすればするほど、骨盤が右に回転する。 カラダが大きく捻れる

【肩-23】の次の行程
そして、「これ以上、骨盤が右に回転できない!」ポイントで、両腕を伸ばしてやれば、ボールはカラダの真ん中に来る。


ちなみに、この動き、「左利きの人間が、死ぬほど嫌う、最悪な動き」に該当します。(後述)




同じように、「太腿を前に出す意識」で、ボールを投げてみる。

詳しい説明は省略するが、左骨盤が前に飛び出して、骨盤が右に回転。
左肘は、「これ以上、後ろに下がらない」というところまで、後ろに下がる。

右投げの時は、「太腿を前に出す意識」で、ボールを投げるのが正しい投げ方だと思います。
だけど、左投げで同じことをやると、「超!悲惨」なボールの投げ方になってしまいます。

左と右の違いによるものです。
疑問を持たれる方は、プロ野球の右投手と左投手のフォーム(腰・骨盤)を比べてみて下さい。



今度は、ナチュラルターンを想定した動きです。

ボールを右に移動させる動作は、右足着地【肩-61】の手前(通称、右足前進)の時点から行うことができますが、実験の便宜上(大きく足を開いた方が、現象がはっきりする)、右足着地の時点からスタートします。

【肩-61】
 左腕の前方にボールを持って、両足を大きく開いて立ちます。
「こんなに大きく足を開いたら、動けないぞ!」というくらい、大きく足を開きます。

足を使ってカラダを運ぶのではなく、左胸の前にあるボールを右方向へと動かします。
ボールを右に動きません。ボールが動かず、代わりに骨盤が右に回転します。

【肩-62】
ボールを右に動かそうとすれば、するほど、ボールが動かず、骨盤が右に回転します。
実際には、左骨盤が前に飛び出してきて、カラダが右足の真上を通過していきます。

この実験では、右足の膝を伸ばしていますが、右足の膝を曲げることで「右足の太腿を意識的に前に出す」ようにすると、骨盤の右回転(左の骨盤が前に出る)は、いっそう強くなります。

【肩-63】
ボールをどんどん、右に動かそうとします。
「太腿を、前に出そうとすればするほど、骨盤は右に回転します。
骨盤に引っ張られるようにして、ボールが右方向へ動き出します。

【肩-64】
ボールを掴んだ腕を、右方向に動かすのではなく、前方に伸ばします。
そうすると、左肩が前に出てきて、カラダ全体が回転できます。


【重要・補足】

この、強い「骨盤の右回転(左の骨盤が前に出て、カラダが前に進む動き)」の発生は、「骨盤が女性の方を向く」ということを意味しますので、ナチュラルターン(右回転)の準備としては、「願ったり、叶ったり」なのかもしれません。

この強い「骨盤の右回転(左の骨盤が前に出て、カラダが前に進む動き)」を、「ショルダー・スウィング」と併用する、「高度なテクニック」として評価するか?
それとも、「ショルダー・スウィング」崩れの「悪い動き」として評価するか?

これを、どう評価するかは、踊る本人が決めることなのかもしれません。
はっきりしているのは、この動きが、社交ダンスにおける「CBM」なのか??? といえば、絶対に違う・・・・ということです。
なぜなら、この動きは、足の動きのない「ショルダー・スウィング」をやろうとするときに、発生する動きであり、CBMと異なることは上記の実験で証明できるからです。


●「軸足の太腿を、後ろに引く意識」で立った場合

ボールを持ち上げると、骨盤が左に回転して、ボールの方向を向く。
ボールと骨盤が向かい合ったまま、ボールを右に回転させると、骨盤が追従する。



【肩-41】
カラダの左側にボールを置いて、両手で掴みます。

【肩-42】
左腕の前腕(二の腕)に変化を加えながら、ボールを持ち上げると、骨盤が左に回転します。
おへそとボールが、仲良く向かい合います。
(そうならない人は、太腿の引き方が違ってます)

〔注記〕
左手で、重いモノを持ち上げたり、持ち続けたりしても、腰を痛めないのは、無意識に骨盤が左を向こうとする動きがあるからです。
(左利きの人は、無意識・日常茶飯事に使っている動きなので、左利きの人は知っているはず)
前述の【肩-22】の姿勢(左骨盤が前に飛び出した姿勢)で、重い荷物を左側においたまま、左手で荷物を持ち上げようとすると、確実に腰を捻って、確実に腰を痛めます。

【肩-43】
ボールとおへそが向かい合った姿勢で、ボールを右方向に動かしていけば、骨盤も追従していきます。 (回転量が少ないと、骨盤は動きません。)

純粋な、混じりっけのない「ショルダー・スウィング」になります。



ボールを投げるときの動作。 説明省略!
太腿を後ろに引いていれば、カラダは捻れません。
太腿を前に押し出すと、左骨盤が前に飛び出して、カラダが捻れます。



今度は、ナチュラルターンを想定した動きです。

ボールを右に移動させる動作は、右足着地【肩-71】の手前(通称、右足前進)の時点から行うことができますが、実験の便宜上(大きく足を開いた方が、現象がはっきりする)、右足着地の時点からスタートします。


【肩-71】
 左腕の前方にボールを持って、両足を大きく開いて立ちます。
「こんなに大きく足を開いたら、動けないぞ!」というくらい、大きく足を開きます。

【肩-72】
足を使ってカラダを運ぶのではなく、左胸の前にあるボールを右方向へと動かします。
ボールを右に動かそうとすると、骨盤は、ボールの方向を向いて、おへそとボールが向かい合います。
ボールを右に動かそうとするだけで、カラダ全体に変化が起きて、カラダが前に進んできます。

【肩-73】
ボールを右に回転させても、骨盤はほとんどかいてんしません。

【肩-74】
ボールを大きく右に回転させると、骨盤はボールに追従して、右に動きます。

【重要・注意事項】

このように、「太腿を後ろに引いた場合」には、「ショルダー・スウィング」だけで、カラダを前方に進めることができます。

ただし、難しいのは、「右足の膝を曲げながら、カラダを前方に進めていく場合」に、「太腿を後ろに引く」意識を持続できるかどうか? です。 そのためには、ちょっとしたコツが必要になってきます。
いわゆる「フォアフット走法」に類似した、「足の裏の重心を爪先側から踵側に移していく」テクニックです。 階段を上るとき、「爪先だけを引っかけて、踵を踏み込む」時の動作と同じです。


日本の社交ダンスでは、この種のテクニックが紹介されているのを、見たことがありません。
日本の社交ダンスの指導のすべてが、「踵から爪先へと体重を移して行きなさい」というものです。
膝を曲げて、足の裏の体重を、踵から爪先へと移していけば、確実に「太腿は前に出る意識」になります。




●正しい「ショルダー・スウィング」は、どっちだろう?

実験では、太腿への意識の違いよって、みごとに逆になってますね。


ハイヒールを履いて、ロアーした姿勢で、左側にボールをおいて、右側へとボールを運ぶ。

その姿勢で、不純な動作がなく、純粋な動きが出来れば、それが、正しい「ショルダー・スウィング」だと思います。

左側から右側へは、誰でも出来ます・・・というか、なにをやっても、ほとんど差は出ません。


●日本のトッププロの教え方は、どちら?

 日本のトッププロのレクチャーは、書籍や雑誌の講座で紹介されています。
 それをみれば、どちらの「立ち方」を採用しているか、明確にわかるものがあるはず。


「ショルダー・スウィング」で、「左骨盤」と「左の腕」 どちらが先に右回転している?
拡大して見てみましょう!!!



左腕を伸ばして、カラダよりも、「左腕・左肩」の方が、たくさん右に回転しているように見えます。
そうすると、右回転の「ショルダー・スウィング」を行ってみるように見えます。

でも、ここで注目すべきなのは、
【8】の写真で、ベストに斜め方向の「しわ」が、たくさん出来ている点です。
右回転の「ショルダー・スウィング」で、こんな「しわ」は出来るのか??

説明文を引用します。

チャンピオンが解き明かす! ダンスのからくり 〜檜山浩治・公美子のダンスバイブル
24ページ (改行位置は修正) 

ナチュラル・スピン・ターン前半3歩


<前略>
写真6から7にかけてのカウント3&(3の終わり)で左足の上でロアリングします。
そして、カウント1で右足が体重を受け止めます。

この時(写真6から8にかけて)左足のロアリングに合わせてショルダースウィングが始まります。
この場合、これをCBMと言い換えることが出来ます。CBMはショルダーの運動であり、下半身は進行方向に向いていることに注意して下さい

写真8から10に掛けてレッグスウィングが起こります(前回参照)。
ショルダースウィングは写真6から10に掛けて滑らかに継続していて、写真10で完了します。
<後略>

これを読むと、「ショルダー・スウィング」=「CBM」という風に解釈できます。
ほんとうに、それで良いのでしょうか?

確かに下半身(太腿よりも下)は、進行方向を向いていますが、左側の骨盤が、大きく前に出ているように見えます。
「軸足の太腿を、前に出す意識」で立った場合に発生する、左の骨盤が飛び出してくる、「ショルダー・スウィング崩れ」を意図的に誘発させているだけのようにも見えます。

つまり、
・膝を前に倒して、太腿が最大限に前に出るよう体制を取ってから
・意図的に、左から右へのショルダースウィングをかける
・左の骨盤が勢いよく、前方に飛び出す。 (実質、骨盤は右回転)
・左の骨盤が前に飛び出すだけなので、進行方向に向いている。
・骨盤は回転するけど、腕の回転は押さえられるので、カラダも進行方向を向いている。

このような動きだとすれば、間違っても「CBM」とは言えないはずですが。。。。

全然違うことを、やってる?
結論は、避けます。

《 CBM と ショルダースウィングが同じだったら  》


 わざわざ、区別しなくても良いのに・・・と思うのですが。

左肩(左ショルダー)が、前に出るのが、CBMだとするならば、左骨盤と左肩が前に出るタイミングが問題になってきます

1.左骨盤が前に出て、そのあとで、左肩が前に出る。
2.左骨盤と左肩が同時に前に出る。
3.左肩が前に出て、そのあとで、左骨盤が前に出る。

このどれかになると思います。

1は、下半身から誘発されて肩が出る動きなので、CBMとは言えない。
2は、左半身全体が前に出るので、ナンバの動きになります。
3は、CBMと呼べるかもしれませんが、そんな動きが出来るのでしょうか?



前のページ§歩-28:カラダを前に進める~もしかしてCBM?
このページ§歩-29:「ショルダー・スウィング」って何者?
次のページ§歩-20:やさしく・トレーニング!
 メニューに戻るトップページに戻るこのページの先頭へ管理人へのメール
background="../../png-body/back10.png"
"; -->