みらくる・らぼ

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ナチュラルターンの1歩目とは? ~CBMは右?左? 作成日:2013/01/01、最終改訂日:2013/01/02

§歩-31:「ナチュラル系回転」の基礎とは何か?

社交ダンス(スタンダード種目)には、左右に回転する動きが、たくさんあります。

右に回転(前進の場合)する回転動作・フィガーを、「ナチュラル系」といいます。
左に回転(前進の場合)する回転動作・フィガーを、「リバース系」といいます。

ワルツの「ナチュラルターン」の1歩目は、言うまでもなく「ナチュラル系」の回転です。

今回位は、この「ナチュラル系回転」の意識そのものが、「太腿を前に出す意識」と「太腿を後ろに引く意識」で、全く異なってくることを、説明していきましょう。


なお、このページで説明に使う図は、すべて、今まで使った図を使うことにします。

●「軸足の太腿を、前に出す意識」で立った場合・・・のナチュラル系回転

前進のナチュラル系回転では、常に、右脚の太腿は、前方に進んでいる。
右足の太腿が前方に進んでいけば、当然、右骨盤も、前方に進んでいくはずである。

ナチュラル系回転をするときは、「カラダの左側」を、右の太腿よりも速い速度で前進させる必要がある。 そのためには、左肩・左腰(および、左骨盤を)を、大きく前に出す必要がある。

右回転は、右足(足の裏)を軸に行われるので、回転のタイミングは、右足の上をカラダが通過するタイミングに集中して行われる。


右足を「前進」させて、カラダを前方に動かすには、どうしたらいいんだろう???
右足の太腿を前方に出し続ければ、カラダは前に進むはず。
いちばんわかりやすいのが、「一歩一歩、地面を踏みしめて、坂道を上るような感覚」ですね。

これが、「太腿を前に出す」ときの大前提。 「前進動作の一丁目一番地」。

右足の太腿を前に出せば、右の骨盤も前に出ます。 カラダ全体が前に出ます。
でも、左の骨盤は「置いてきぼり」を食らって、へそが左側を向いて、不安定になります。

そこで、右足を「踏み出す」時点【進-41】から、カラダが右足の上を通過する時点【進-44】まで、
左肩・左腰を、前に出し続けてやれば、バランスを取りながら、カラダを前方に進めて行くことができます。

さらに、カラダが右足の上を越えた後も、「左肩・左腰を前に出す動き」を加えてやると、カラダ全体が右に回転します。【進-44】〜【進-45】


両足大きく開いた地点【進-43】(または別ページの【進-33】)で静止したところから、カラダを前に出して行く方法は、【進-38】が効果的です。

左腕(左肘・左手首)を前方に伸ばしていき、左の背中(左肩・左腰)を前に出して行く。

右太腿(および右膝)は、前に出しているので、その上に乗っている右の骨盤(実際は右の股関節)も前に進みます。
右股関節と、左肩(股関節と反対側の肩)が、同時に前に出して行けば、カラダは前に進みます。



次に、骨盤の向きをどうするか? という問題です。

【進-42】〜【進-43】において、右の太腿を前に出しながら、右の足の裏全体で地面を踏みつけると、右の骨盤が前に出て、骨盤全体が左方向(相手とは反対方向)を向いてしまいます。
これでは、「ナチュラル系回転」が難しくなります。

そこで、左手に持ったボールを、右側へ移動させる動作を利用します。

【肩-22】つまり、ボールを左横に持って持ち上げる(男性の左グリップと、女性の右グリップがコンタクトしている状態)における、骨盤の動きを利用します。

太腿を前に出す意識(右膝を前に倒しながら、右足の足の裏で地面を踏み込めば、右足の太腿は、前に飛び出していきます)で、左手のグリップに力を入れていけば(左手の掌(てのひら)での女性とのコンタクトを意識すれば)、無意識に左骨盤は、右に回転します。

つまり、「左手のグリップをコンタクトさせる意識」により、「骨盤が、無意識のうちに女性の方向を向く」...ことになります。
これを、「高等テクニック」と捉えるか、「長年の経験の賜で、ダンス向けのカラダが出来てきた」と捉えるかは、個人の自由。

実際には、「太腿を前に出したときの人間のカラダの習性」として、誰でもそんなふうになります。
嘘だと思ったら、この実験やってみて下さい。

あとは、左腕(左側に持ったボール)を、右方向へ移動させていけば、骨盤が先に左に動き、遅れて腕が右側へと進んでいきます。



結果的に、腕を右に動かそうとする意識があれば、骨盤が先に動きますので、カラダは右に回転し続けますし、そういう意識を持たなくても、右足着地の時点で「骨盤を、右、つまり相手の方向に向けよう!」という意識を持っていれば、同じ事になります。

一番最初の【進-41】〜【進-45】の動きは、左肩・左腰を前に出そうとする動き。
この動きよりも優先して、【肩-61】から【肩-64】の動きが加わりますので、結果的に、骨盤が右に回転する動きによって、無意識にカラダが右に回転していくことになります。

慣れないうちは、ギクシャクした動きになりますが、慣れてくれば、スムーズにこの動きを行うことができるようになります。


次は、「ナチュラル系回転」の回転のタイミングの意識です。
レッグ・スウィングは、軸足(右足)の真上ですから、回転動作も、そのタイミングを狙っていくことになります。
「太腿を前に出し続けている」ため、軸足(右足)の上を通過した後には、回転動作を起こすことは難しくなります。

ここで、一つ重要なポイントがあります。
左足を「レッグ・スウィング」させると、左足が真っ直ぐ前方に進んでいきます。
これでは、ターンできません。

そこで、この動きを円滑に行うためには、カラダが軸足(右足)を通過する手前で、骨盤を右、つまり女性の方向に向けておく必要があります。 骨盤を右に向けるのは、上の方法が有効です。

【まとめ】

このような動き(というか、基礎テックニック)を組み合わせれば、「太腿を前に出す意識でのナチュラル系回転」を、上手に行うことができます。

なお、この動きは、主として、「下半身(足の裏・足首・膝・股関節)を使って、上半身(背中・肩甲骨)を動かす」動きになります。



●「軸足の太腿を、後ろに引く意識」で立った場合・・・・のナチュラル系回転

前進のナチュラル系回転は、「カラダが右足の上を通過する動き」がベースになる。
通常歩行の場合、左足が前方に着地する前、「右腕を前に振り出す動き」が継続される。

社交ダンスの場合は、「右肩・右腰」が同じ速度で前に出る動きが、左足が前方に着地するまで、継続される。あくまでこの動きベースであることを、頭に入れておく。

右回転は、自然発生的(ここが重要)におこなれる「ショルダー・スウィング」によって行われる。

「ショルダー・スウィング」によって、左グリップと左ボディが回転するが、この際「右肩・右腰」が前方に進んでいるので、ショルダー・スウィングの運動は、右肩甲骨あたりを「支点」として、カラダが右脚の上を通過した直後を中心として、長いタイミングで、行われることになる。



「太腿を後ろに引く意識」での「ナチュラル系回転」でベースになるのは、通常歩行と考えます。
つまり腕を振って歩くとう動作。

右足が前方に着地した時点【進-63】から、次の左足が前方に着地した時点【進-63】まで、一貫して行われている動作があります。
説明するまでもありませんが、「左足が前方に進み続け、右手も前に進み続ける」という動作です。

それと同時に、見逃されやすいのは、「軸足、つまりこの場合、右足の太腿は、常に、後ろに向かって下がり続けている」ということです。
軸足(右足)の太腿を後方に引く力が強ければ強いほど、カラダは大きく、速く、前方に進んでいきます。

この通常歩行の根底にあるのは、「軸足の太腿を押し出してはいけない」ということです。

「前方に進む足と、反対側の手が当時に進む動作」ですから、いわゆる「反胴動作」になります。



腕を固定して、同じ事をやったのが、こちら。
腕は固定していますが、腕(上腕・前腕・手首・掌・手の指)の筋肉は自由に動かすことができます。

つまり、腕(上腕・前腕・手首・掌・手の指)の筋肉を、適切に動かすことによって、手を前後に振っているときと同等、もしくはそれ以上の動きができれば、腕を振って歩いているときと同じ動きをすることが出来ます。
(ズボンのポケットに両手を突っ込んで歩いても、歩き方は、ほとんど変わりませんよね...)

この間、右肩・右腰は、常に、ほとんど同じ速度で、前方に進んでいることに着目しておいて下さい。 これは、絶対に絶対に、忘れてはならない、超!重要な事柄です。

「ナチュラル系」の回転は、この通常歩行(軸足の太腿を後ろに引いて、カラダを前方に進める)をベースにして、カラダに右回転を加えることにより、行うことができます。



最初の「レッグ・スウィング」の実験でやったとおり、太腿を後ろに引いた姿勢では、軸足の上でレッグスウイングを行うことはできません。【振-42】〜【振-43】

太腿を後ろにいて、静止出来る点は【振-47】と【振-47】です。
この移動中(というより、通常歩行)に、「何らかの方法」で、カラダを右に回転させてやれば、OKです。

軸足(右足)の真上で、カラダを右に回転させる必要は、まったくありません。
従って、軸足(右足)の真上で、骨盤を右、つまり女性側に向ける必要も、まったくありません。



では、「カラダを右に回転させる」ための、何らかの方法とは?

「ショルダー・スウィング」というか、カラダを左側にボールを持って、ボールを右側に移動させる方法です。
「太腿を後ろに引いて立っている」場合は、左側に持ったボールを持ち上げると、骨盤はボールの方向を向きます。
そこから、ボールを右に移動させれば、ボールよりも遅れて、骨盤はボールと同じ方向(右側)に回転していきます。

これは、社交ダンスにおいては、男性の左グリップで、女性の右グリップとコンタクトを取ろうとしている状態を意味します。
太腿を後ろに引く意識(重要)で、男性の左グリップのコンタクトを変化させると、左骨盤(および「おへそ」)が左グリップの方向を向こうとする力が働く・・・といことです。

あれっ、そうすると「ボールを持った時、骨盤が左、つまり相手と反対方向を向くんじゃないのか?」と思われるかもしれませんが、心配はご無用。



【肩-71】〜【肩-74】の全域に渡って、カラダ全体にどういう動きが働いているか、考えてみましょう。

軸足(右足)の太腿を後ろに引く動きが継続されていますのでその間は、ずっと「左の骨盤が前に出よう」という力が働きます。
(右の太腿を後ろに引けば、右の骨盤が後ろに下がりますので、左の骨盤が前に出てきます。 単純明快!)

同時に、この間、右の背中(右肩・右腰)は、継続して、どんどん前方に進んでます。

では、右肩・右腰、どんどん前方に進んいる時に、ボールを左から右へ移動させようとするとどうなりますか? カラダが右に回転しながら、左足が遠くに着地できるはずです。

カラダが「ナチュラル系回転」(右回転)のタイミングのピークは、カラダが軸足(右足)の上を通過した直後あたりになり、この動きは、連続して、右肩・右腰の移動中に行われます。



さらに・・・・

軸足(右足)の上を越えてから、カラダを右に90度(もしくはそれ以上)回転する方法が、「手首を回す」という方法。
水道の蛇口をひねるようにして、左手の手首を回転させます。

肘を回転させないようにして、手首だけを回転させるのがポイント。
左手の前腕(二の腕)に「捻れ」を作ると、左右の足首・太腿・股関節・大腰筋などが反応して、筋肉の変化が起き、足全体に、内旋・外旋の複雑な動作が掛かります。

これにより、左足を着地するまでに、右90度(もしくはそれ以上)の回転が可能になります。
前足(左足)を浮かせた状態で行いますので、「自分が立てる、前傾姿勢の限界」を知っておくと、この動作がやりやすくなります。

この動きの詳しい原理などは、「前傾の限界に挑戦!」のページで、紹介する予定です。(現在、準備中)



【まとめ】

これが、通常歩行をベースとした、「ナチュラル系回転」の基本動作になります。

軸足(右足)の太腿を後ろに下げると、無意識に(というより、好む好まざるとに関わらず)、右骨盤が後ろに下がり、左骨盤が前に出ようとします。
それに反発する形で、左骨盤を後ろに下げようとする動きを加えて行きます。

この相反する2つの動きの「ぶつかりあい」が、気持ちのいい「ナチュラル系回転」を生み出します。

カラダが軸足の上を通過した後の回転動作は、「下半身で上半身を動かす」時にはできっこありません。 基本動作は「上半身で、下半身を動かす」ということになります。
(実際には、上半身で下半身を動かし他時の地面からの反作用と、上半身で下半身を動かす動きとが、背中でぶつかり合う感じになります)


●なにをもって、「ナチュラル系の基礎」とするか?

「ナチュラル系回転」の基本動作・・・・・というより、右回転における動作の「一丁目一番地」とも呼べる動きの解説をしてみました。

誰がどう考えても、同じじゃないです。 でも、使う筋肉は同じです。
「ナチュラル系回転には、●●筋と××筋と△△筋を使います!」とか書いてあると、「俺も、その筋肉、使ってるぞ!」と思ってしまいます。
でも、同じ筋肉を使っていても、筋肉の使い方が全く違っていたら、どうでしょう?


社交ダンスにおける「ナチュラル系フィガー」は、
いかなる方法であれ、カラダ右に回転させることが出来て、姿勢が崩れなければOKです。

それが出来れば、どんな方法でもOKです。

ダンスを踊る方は、自分が「これが正しい!」と考えた方法で踊ればいいですし、
レッスン料をもらって教える先生も、自分は、「これが正しい!」と考えた方法を教えればいい。

極端な話、「世界チャンピオン」と「自分が習っている先生」とが、まったく違う考え方であっても、全然問題はありません。

自分の踊りに磨きを掛けて、「世界チャンピオンは、ダンスの基礎を知らない!」「日本のチャンピオンは、ダンスの基礎を知らない」・・・と言い切れるようになれば、その時が、一人前のダンサーなのだと思います。 ダンスを習う以上、夢は大きく!! そういうのを、目指したいですね。


●日本のトッププロの教え方は、どちら? 世界のトッププロは?


次のページ「見えない動きを推測する」で、詳しく考えてみましょう。


《  「ナチュラル系」と「リバース系」の違い  》


 社交ダンスに関して議論を行うと、なかなか議論が噛み合わない事が多い。 踊り方に対する「根底の認識」」の認識が異なっていれば、議論が噛み合うはずがない。

そんなときに、役立つのは、この質問。
この質問をしてから、議論に入れば、「無用なトラブル」は激減するはずです。

「ナチュラル系」の基礎と、「リバース系」の基礎は、概ね同じだと考えますか??

それとも、「ナチュラル系」の基礎と「リバース系」の基礎では、似ても似つかない、天地がひっくり返るくらい、全く別の基礎を使っていると考えますか??

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