みらくる・らぼ

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みるく・ごっく~り ~左重心での社交ダンス 作成日:2011/06/17、最終改訂日:2011/08/27

§み-21:「左重心」の不思議な動き(part2)

2011年6月に発売になった、
「左重心で運動能力は劇的に上がる!織田淳太郎(著)・小山田良治(監修)
という本の中に、「左重心」「左加重」という言葉が使われています。

左重心で運動能力は劇的に上がる!
 左重心で運動能力は劇的に上がる!
 織田淳太郎(著)・小山田良治(監修)
 680円

詳細・レビュー・購入〔アマゾン〕〔楽天ブックス〕

この本の中では、「左重心が◎、左加重が×」という扱いになっています。

この「左重心/左荷重」という言葉が、適切かどうかはわかりませんが、当実験室でも、この「左重心」「左加重」という、「言葉」を利用したいと思います。
この本の中での「左重心/左荷重の解釈」と、当実験室における「左重心/左荷重の解釈」では、大きく異なる部分も多々あると思われますので、そのあたりを考慮して、読んでいただければと思います。

−*−

まず、この本のスタートは、「左重心とはなにか?」というところから、始まります。

正座している説明からスタートしているので、こちらも、正座している姿勢から説明を初めます。


(左-11)のように、ごくごく普通に正座をしている姿勢から、頭を左に動かしていく。

(左-12)は「左重心」の姿勢。 骨盤を動かさず、「骨盤のウエイトは、真ん中をキープ」するようにして、上半身だけを、左側に移動させる。
(左-13)は「左加重」の姿勢。 頭だけ、もしくは肩と頭を、左に傾ける。 「骨盤のウエイトは、真ん中からズレる」

(左-12)と(左-13)どちらも、頭を左に動かそうとした時の動きですが、筋肉の使い方も全然違うし、バランス感覚も全然違うモノになっています。

参考までに、上半身を右に動かすときは、(左-19)のように、上半身を右に動かすと、骨盤のウエイトも一緒に右に動きます。


じゃぁ、なんで、こんなことになるのか?? というと
「左右の股関節の動きの違い」が、深く関係しているようです。

左の股関節は、前に出ようとする動きをします。
右の股関節は、後ろに下がろうとする動きをします。
正座をしたときに、「右の股関節を地面に押しつけ、固定するように意識する」と、(左-12)のような「左重心」の姿勢になり、それをしなければ(左-13)のような「左加重」の姿勢になります。

「左重心」と「左加重」では、あきらかに筋肉の使い方が違います。
どちらが、運動に適しているか? どちらにどういうメリットがあり、どういうデメリットがあるか?を把握しておくことは大切な事だと思います。


●「左重心」と「左手首の回転」・「左重心」と「背中の湾曲」

よく「背中を丸くしてはダメですよ!」 「背中を伸ばして姿勢を正しなさい!」と言われます。 ところが、「左重心」にすると、背中は丸くなりません!!

(左-24)の姿勢から、意識的に、背中を丸くしようとしても、背中は丸くなりません。

冗談みたいな話ですが、本当の話。 実験してみましょう。
右手で同じことを、やってみてください。 右手でやると、背中は丸くなります。



(左-21)まず、背中を丸くして正座をする。 確認するまでもなく、人間の背中は丸くなります。

(左-22)顎を引いたまま、お腹に圧力(腹圧)を掛け、内臓を持ち上げると、背中(背筋)が伸びます。 背中とかお腹の筋肉が緊張している状態。 筋肉の緊張を解けば、(左-22)のように背中が丸くなります。

(左-23)左腕を持ち上げます。 左の手の平を天井に向けます。
「左肘の内側(採血する場所)」が上を向いていることを確認します。
この状態でも、筋肉の緊張を解けば、背中は丸くなります。

(左-24)持ち上げた左手の指を、右方向に回転させます。
左手の薬指が、後ろを向くようにします。 「左肘の内側」は上を向いたままのハズです。
そうすると、左腕の前腕(手首〜肘)に捻れが生じます。
自然に、右の股関節で地面を押さえるようになり、上半身は左側(持ち上げた左腕側)に寄ってきます。 「左重心」です。

この状態をキープしたまま、背中を丸くしようとしても、背中は丸くなりません。
お腹を突き出そうとしても、お腹は前に出て来ません。

−*−

ここで、面白いことに気づくはずです。
社交ダンス(スタンダード種目)において、「背中が丸くなってはいけません」「お腹を突き出してはいけません」と注意されることが良くありますが、その対策が2つあることがわかります。

一つ目の方法は、(左-21)→(左-22)のように、顎を引いたまま腹圧を掛けて、内臓を持ち上げる方法。
もう一つの方法は、(左-24)のように、「左重心」を意識するという方法です。 こちらは無理な腹圧を掛ける必要もありませんし、お腹や背中の筋肉の緊張状態を持続する必要もありません。
どちらでもいいのですが、「日本の社交ダンス」では、前者の方法が採用されています。

−*−

次の実験です。

「左重心」があるのなら「右重心」もあってもいいじゃないか?
という話になってきます。 早速、やってみましょう。


(左-42)左手を持ち上げて左手首を右回転では、綺麗に背中が「真っ直ぐに」伸びます。
カラダの筋肉は(左-48)と同じような感じになります。

ところが、(左-41)では、そうはなりません。
骨盤と腰が、左へ移動し、頭は右に移動します。 つまり、背中が横に「ぐにゃ〜」っと曲がります。(左-46)のような姿勢になります。
この(左-41)(左-46)姿勢は微妙な姿勢です。 
歓迎すべき「理想の姿勢」なのか、やっては行けない「悪い姿勢」なのか、の判断が分かれるからです。 当実験室では「悪い姿勢」と捉えます。
左の骨盤の上に上半身を置きたい場合は、この方法が有効的なので、積極的にこの姿勢を採り入れれば良いのですが、そうじゃない場合は、要注意です。

社交ダンス(スタンダード)の女性のボディは、実質的に左側に寄ってます。
女性の右腕は、肩よりも高い位置になります。
つまり、社交ダンスの女性は(左-41)の姿勢が簡単に作れることになります。
この(左-41)を、「社交ダンスの模範的ホールドの原点」と考えるか、「やってはいけない姿勢」と考えるかは、指導者の考え方によります。


−−−

最後に、左右の足で交互に立つ(歩く時・走るとき・踊る時)を意識した、筋肉の使い方の違いを考えてみましょう。

●「左重心」で、上半身を移動する方式(当実験室で推奨)

右股関節を固定したとき(=正座したときに該当)は、骨盤へのウエイトは「真ん中」をキープしたままで、上半身だけが左方向へ移動する。

右股関節を自由に動かせる状態では、左の背中が前に出て、右の股関節が後ろに下がる。
この場合も骨盤へのウエイトは「真ん中」をキープする。


「右股関節を固定した状態」は、右足で立った状態に該当し、
「右股関節を自由に動かせる状態」は、左足で立った状態に該当する。
つまり、骨盤へのウエイトを「真ん中」にキープしたままで、動くことができる。

インナーマッスル(深層筋)は、使われているハズなのですが、筋肉が使われているような意識は、ほとんどない。


●「左加重」「右加重」を繰り返す

今度は試しに、「確実な左加重」と「確実な右加重」を繰り返してみましょう。

これが出来れば、、左右どちらの足で立った場合も、上半身を「確実に」、「左右軸足側の骨盤の上」に乗せておくことが出来るはずです。

社交ダンスの基礎が、「軸足の上に骨盤を乗せる」「軸足の骨盤の上に、上半身を乗せる」ことを基本とするならば、このようなトレーニングが最適になるはず。 


このトレーニングによって、「左加重」「右加重」を維持するため、あるいは両者の切り替えのために、左右の・肩・背中・股関節周りのインナーマッスル(深層筋)が、つねに最大限に使われる。

多くの「日本の社交ダンス」の基本は、この「左加重」「右加重」の切り替えだと思われます。
「左加重」と「右加重」の切り替えの際(一歩一歩、交互に足を動かす時)に、如何にしてバランスを維持するかというのが、「社交ダンスを踊るためのノウハウ」として扱われているようである。

《 ストレッチトレーニングの目的と方法 》


 左重心を意識したストレッチは、(左-55)〜(左-56)と(左-23)〜(左-24)を繰り返すことになります。

 左加重・右加重を意識したストレッチは、(左-61)〜(左-64)になります。

いずれにしても、筋肉を柔らかくすることは大切ですが、ストレッチした筋肉が、「めいっぱい使う筋肉」としてなのか「必要以上に使ったらNG」としてなのか、そのあたりの違いは非常に大きいはずです。



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