みらくる・らぼ

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左手にフォーク? 左手に どんぶり? 作成日:2012/02/23、最終改訂日:2012/02/24

§丼-13:こんなに違う!後退の動き

 「割り箸 と どんぶり」と「ナイフとフォーク(ガムテープ)」では、腕(特に手首〜前腕の付け根)部分の使い方が、「正反対」となり、それが「体重の乗せ方の違い」となる。

「割り箸 と どんぶり」を持った時には、体重は、片足(軸足)の上に「乗り込む」
それに対し、「ナイフとフォーク」を持った時には、体重は、常に両足に分散しようとする。


この違いは、「後退動作(片足を遠くに、後ろに伸ばす)」ときの動きの違いとして明確になるのですが、「カラダを、大きく後退させながら、前進するときと同じ速度で動く」というスポーツは、社交ダンス(スタンダード)以外では見当たらないため、一般的なスポーツ界で、この動きの違いが話題になることは「全く無い」に等しい。

ところが、男女が向かい合って踊る社交ダンス(スタンダード種目)においては、これは「極めて重要な違い」になるため、ここで詳しく検証していくことにする。

−*−

まず、右手に「割り箸」を持ち、左手に「どんぶり(カップ麺の出来るだけ軽いモノ)」を持つ。 そして、右足(軸足)で立ち、左足を前後に「大きく振る」


左足を大きく振れば、膝がが持ち上がる。
この時、上半身(骨盤よりも上)が、ふらついたり、前後に動いたりしないように気を付けておく。

その際、重要なのは、左足を前に出した時(和-61)も、後ろに下げた時(和-62)も、カラダ(骨盤を含む上半身)は、軸足(右足)の上にあること。
このことを、「絶対に忘れない」ように、しっかりと覚えておく。


右足を軸足にして、左足を前後に大きく振った後で、後退動作に入る。
(和-61)→(和-63)が、(後-21)→(後-23)に該当する。

カラダを右足(軸足)の真上に置いた状態で、左足をどんどん後ろに下げていく。
このとき、左肘・左胸・左肩甲骨・左腰・左骨盤・左膝・左足首・左爪先を同時に、後退させることにより、「より大きな後退動作」をすることができる。

「左半身すべてを、後退させたほうが、大きく後退できるであろう」というのは、誰も「頭の中」で考えることである。
実際には、左手に「どんぶり」を持って、左足を後退させると、左肘が勢いよく大きく後ろに下がる。 これは「テイクバック」と呼び、日本の上級プロが行うテクニックとされている。 左肘のテイクバックを大きく行えば、より一層、左足を大きく下げることができる。

「割り箸 と どんぶり」の持ち方を徹底させておけば、いくら大きく左足を下げて他時でも、カラダが後ろに倒れる。いわゆる「バックバランス」になる心配は無い。
「割り箸 と どんぶり」は、軸足の上に乗り込むので、姿勢を崩したとしても、常に「バランスは軸足の上」に来る。

なお、最近、一部のプロの間で、
 「後退の際の骨盤は、軸足の真上に置くのでは無く、軸足の踵(ヒール)より後ろに置くべきである。
そのためには、椅子に座るイメージで、骨盤を後ろに下げれば良い」
という意見が出てきている。
これは、一見正しそうだけど、いろんな意味で「無理」が多い。

骨盤を後ろに下げるには、当実験室の一般編にある「左手に棒を持って椅子に座るとき」の動きを活用すれば良い。
ただし、「割り箸 と どんぶり」の意識が残っているうちは、左足を伸ばした時に、重心が軸足側に戻ろうとするので、バランスを崩しやすくなるから。

−*−

 では、「ナイフとフォーク」を持って、カラダを後退させると、どうなるか?
上とは似ても似つかない動きになる。

基本的に、右手に洋食ナイフ、左手にフォークを持った時は、「常に両足に体重が分散し、片足の上に乗り込まない」動きになる。

左手のフォークを「ガムテープ」に持ち替えて、指の角度を地面と垂直になるように固定してやると、「両足に体重が分散する」動きの確実性が増すことが出来ます。
(実験の検証には最適)


ここで、「絶対に忘れてはいけない、超!重要なポイント」が、1つあります。

それが〔STEP2〕
両足に体重を分散させながら、左足を後退させるときの動きは、直線動作にならず、右足に絡みつくように、左足が「S字」カーブを描きながらの後退になる
・・・・という点です。

スタンダード種目を大きく踊ろうとする際、
「どうせ、左足を下げるのならば、左足を最短コースで「真っ直ぐ」後退させた方がいいじゃないか?」 と考えがちですが、これをやると「軸足の上に深く乗り込む」ことになって、大きく後退することができません。


「常に、両足の上に体重を分散する」という前提で、ゆっくりと左足を後退させたのが、(後-51)〜(後-55)になります。

左足が、右足の後ろで、深くクロスしています。
左足が、「右足よりも、さらに右側」に動きます。

ラテンで言えば、「チャチャチャ」の前進シャッセ、後退シャッセが、これに近い感覚なのかもしれません。 左足をどんどん下げていくと、両足に体重を分散させようとして、無意識で左手でガムテープを押さえ込む力加減が、変化していくのがわかります。

それと同時に、後頭部が、後ろ足の踵(ヒール)よりも、後方にあるような感覚が生まれてきます。
初心者の頃の、カラダを硬直させていた頃の「背中と後頭部を、壁に貼り付けて立つ」という感覚は、完全に無くなります。

この「両足に体重を分散させながらの、S字カーブを描く後退」こそが、当「みらくるダンス」が提唱する、「後退の基本動作」になります。

−*−

「みらくるダンス実験室」が考える、「後退の基本動作」の大前提が、
「両足に体重を分散させながら後退する時」には、「右手にナイフ、左手にフォーク(ガムテープ)を持ち、S字カーブを描くように、左足を後退させる」。
だとすれば、次のステップとして、
左足の「S字カーブ」を、直線に近づける
という動きを加える必要性が出てきます。それが 〔STEP3〕です。


右足の後ろに、左足が深くクロスした時点が、(後-53)=(後-63)になります。

ここから、足の力を使わずに、おへそを回転させずに、腕+首+上半身(+股関節)の筋肉の変化を使って、左足を「真横」に動かします。
「真横に動かす」というよりも、「真横にずらす」と言った方が、適切かもしれません。

左腕のガムテープの握り方を少し変化させ、左側の首筋を伸ばし、左右の股関節を少し後ろに下げ、左肩甲骨を少しカラダの中に押し込んでやれば、左足は、右側から左側へと「ズルズルズル」と動いていきます。

この時の、カラダ全体の筋肉の張り具合を、しっかりと覚えておきます。
(背中の筋肉の形状記憶)
そして、そこから、左足を後退させていきます。 

これが、「両足に体重を分散させながらの、最大限の後退」になるはずです。

見かけ上は、左足が「殆ど直線で後退している」ように見えるのですが、実際の筋肉の動きは、「S字カーブで、両足に体重分散させる動き」と、「右後方に動こうとする左足を、左方向に引っ張る動き」の合成になります。

2つの動きの合成により、見かけ上は、左足は真っ直ぐに後退しているように見えルと当時に、二つの動きのパワーが合成され、大きくダイナミックな動きになります。

この動きは、「割り箸 と どんぶり」を持った時の筋肉の使い方では、絶対に実現できませんし、「後退は直線である」という発想を持ってる場合も、出来ません。
「ナイフとフォーク」を持った時と同じ筋肉の使い方をして、後退の基本は「S字カーブ」であるという前提を持った時に、初めて実現できます。

−*−

ラテン種目である「チャチャチャ」の前進シャッセ・後退シャッセは、いずれも足をクロスさせている。 にも関わらず、「足が絡まってぶっ倒れる!」ということは無い。
チャチャチャのシャッセは、片足(軸足)の上にカラダが乗り込むか??
たぶん、違うハズ。

だったら、「スタンダード種目」も「チャチャチャのシャッセ」と同じだと考えた方が良いのではないか?
当「みらくるダンス実験室」では、スタンダード種目の前進・後退動作を応用したモノが「チャチャチャのシャッセ」だろう・・・という説を唱えていきたい。


《  日常生活と違う「大前提」  》


 人間は、「日常生活と違う動き」に対して、どういう反応を示すだろうか?

 「日常生活と違う動き だからこそ、勉強したい」
と思う人もいるだろうし
 「日常生活と違う動きは、難しいので、やりたくない」
という人もいるはずです。

 右効きの日本人にとって、「割り箸 と どんぶり」こそが、日常生活の動きです。
 だとすれば、ラテンもスタンダードも、「割り箸 と どんぶり」を持った時の動きを、追求すれば良いですし、先生もそういう動きを教えれば良いことになります。

「割り箸 と どんぶり」を持つと、どんどん、姿勢が低くなり、軸足の上に乗り込みます。
こういう踊りは、ラテンはNG。誰もが拒絶反応を示しますが、スタンダードでは、どうでしょうか?



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