みらくる・らぼ

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左手にフォーク? 左手に どんぶり? 作成日:2012/02/25、最終改訂日:2012/02/27

§丼-15:「レッグ・スウィング」を検証する

「レッグ・スウィング」の考え方は2つあり、両者は「腕の筋肉の使い方」によって「大きく異なる2つの動き」を行うことができる。

一つ目の考え方は、「軸足の上に骨盤を乗せ(股関節を軸足の上に置き)、軸足と反対側の足の振り子運動によって、骨盤を前に出しながら、カラダを進める」という考え方。

もう一つの考え方は、「常に体重は両足に分散させ、軸足の上に骨盤を載せないように配慮する。 骨盤は極力、後ろに置いておき、上半身の力で骨盤を前に引っ張り出すことにで、カラダを前に進める」という考え方。

明らかに違う。


これは、日本のチャンピオンである、檜山先生の「ダンスのからくり」の冒頭にある説明。
つまり、日本の社交ダンス(スタンダード種目)における、すべての「スウィング・ダンス」の基本が、この形であると解釈してよい。

別の言い方をするならば、この考え方が否定される時が来るならば、その時が、日本の社交ダンス(スタンダード種目)の基礎が根底から覆され、「ガラスのお城」のように、メラメラメラ・・・と、跡形も無く崩れ去る時かもしれない。
どうでしょうか?


この足の前後運動を、「割り箸 と どんぶり」を持ってやれば、腕を降ろした時よりも、遙かに安定した、足の振り子運動が出来る。

ところが、「洋食ナイフ と フォーク」を持って、同じことをやるとどうなるか?

後ろある左足を、振り下ろすだけで、骨盤が勢いよく「前に飛び出す」ので、とてもじゃないけど、軸足の上に立っていられない。 「骨盤が、ぶっ飛んでいく」というほうが正しいかもしれない。
左足を前に持ち上げた時の動きは、前のページで説明した通り「マック式・スプリントドリル」の要領で、カラダが前に進んでいきます。

従って、この動きは、「割り箸 と どんぶり」を持った時と同じ筋肉の使い方をしたとの、カラダの動きだと言えます。



スローフォックトロットの「フェザーステップ」の基礎で考えて見ます。

●(7)から(8)への移動

右足の膝を曲げることによって、右足の上に、カラダが乗り込んでます。 そして、骨盤をどんどん、前方へと押し出しています。

この動きは、「割り箸 と どんぶり」を持ってやれば、より確実にやることが出来ます。
ところが、「洋食ナイフ と フォーク」を持った場合は、カラダが拒絶反応を示し、右足の上に骨盤を置くことが出来ません。
つまり、「軸足(右足)の上に骨盤を置いての左足の振り子運動」そのものが、不可能だということです。

●(8)から(9)への移動

両足を曲げて、両足の真上に立っています。
「割り箸 と どんぶり」を持った場合は、「軸足の真上に立とう」と言う意識が最大化しますので、この姿勢が「基本中の基本」になります。

「洋食ナイフとフォーク」を持って、両足が揃うタイミングは、ボディが爪先よりも前方、つまり、ボディが軸足の上を通過し、軸足を抜けきったところになります。
「洋食ナイフとフォーク」を持って踊った場合は、絶対に、この姿勢にはなりません。

●(9)から(10)への移動

 (9)の両足を揃えて膝を曲げた姿勢で30秒間静止し、そこから、ボディを崩さずに、左足を大きく伸ばして(10)の姿勢へと移動してみましょう。
こんなの、スウィングなんかしなくても、止まった姿勢からでも、簡単にできます。

「右手に割り箸を持ち、左手にどんぶりを持つ」、右手の割り箸で、「立ち食いそば」を「すする」ように持ち上げ、そばを口に運ぶ。
それと同時に、左手に持ったどんぶりを、顔の高さまで持ち上げます。

これだけの動作(立ち食いそばを、想像するだけでもOK)で、簡単に(9)から(10)への移動が出来ます。

ところが、「ナイフとフォーク」を持った時には、(9)の位置から左足を伸ばして、左足を前に出そうとしても、「左足の膝を伸ばすことができない」という事態になります。
左足の膝が曲がったまま、左足を前に出さざるを得なくなるので、「左足が沈み込む」か「ボディが捻れる」か、どちらかになります。
同様に、左利きの人の動き「左手に割り箸、右手にどんぶり」の場合も、(9)から(10)への移動は出来ません。

●全体に言えること

これらの動きは、「右手に割り箸、左手にどんぶり」を持った時に、一番きれいに、一番大きく、一番確実に踊れる、そんな動き方だと思われます。

「左利き」の人は、10年練習しても、100年練習しても、檜山先生のような動きは出来ないはずです。 また、フェザーステップのライズで、うまく立てずに悩んでいる人は、「右手に割り箸、左手にどんぶり」を、是非、一度試して見て下さい。



こちらも、チャンピオンである河原組の動きです。

この動きで重要な点は、ワルツのナチュラルターンの際、

・「左腕」と「左足」が同期して、後方から前方へ進んでいる。
・左足のスウィングの軌跡は、「直線」である。
・(1)から(2)に掛けて、姿勢を低くして、カラダは軸足(右足)の上に乗り込んでいる

と言う点です。

−*−

思いっきり、日本のチャンピオンの「基礎」を、全面否定したところで、当「みらくるダンス実験室」が推奨する動きです。

「洋食ナイフとフォーク」を持った姿勢でボディを動かす。
これにより、体重は常に両足に分散させることが出来、骨盤は常に後ろに引いておく(骨盤は、絶対に絶対に押し出そうとしないこと)。
胸の動きによって、骨盤が前に引っ張りされることで、カラダ全体が前に進んで行きます。

ここで重要なポイント・・・・

「レッグ・スウィング」というのは、「軸足の上で、足を前後に振る」という単なる1つの動きでは無く、これから説明する「異なる3つの動きの合成」によって形成される

・・・・考え方です。 下の3つの動きを、つなげたモノが「レッグ・スウィング」であり、
前後に動き足の動きは「直線ではなくS字である」という点です。

●「みらくるダンス実験室」のレッグ・スウィング〜その1


上半身を、「後ろ足の上」から「前足の上」に移動させるには、左腕の動きの変化を利用します。 (詳しくは前のページを参照)
「右手に洋食ナイフを持ち、左手にフォークを持ちます」。その後、動きを明確化するために、左手のフォークを「ガムテープ」に持ち替えます。

左腕を動かしていくと、左腕前腕・左手首・左掌の筋肉の変化によって、カラダが前に出て行きます。 骨盤は前に出ないように、股関節を後ろに引いておくことがポイントです。

首を伸ばして(少し首を右に傾けて)、左足の踵の後ろに後頭部があるような意識を持ち、左斜め前方を見るようようにすると(文章で書くと、わかりにくい)、左手を動かさなくても、これと同じ動作(これよりも大きな動作)をすることが出来ます。

少しでも「割り箸 と どんぶり」的な動きをすると、「骨盤を、にゅ〜ぅっと前に押し出す意識」が働き、この動きが出来なくなってしまいますので注意して下さい。


●「みらくるダンス実験室」のレッグ・スウィング〜その2

これは、「両足に体重を分散させながら、後退する動き」(前のページ)の応用になります。


両足に体重を分散させながら、足を動かそうとすると、動かす方の足(左足)は、直線ではなく「S字」になります。
人間のカラダの動き(特に、左右の背中や左右の股関節)の動きが左右非対称になっているため、足を「S字」に動かせば、常に体重を分散させたまま、足を動かしていくことが出来るハズです。 (人間のカラダは、うまく出来ています。)

〔STEP1〕では、比較のため、チャチャチャの前進シャッセ(左足が前のところから、右足を前に出して、4&1でシャッセする)を、何度かやってみます。
「体重が両足に分散している」ことと、「両足の動きが、直線では無いこと」を確認します。
シャッセは、左手フリーアーム(女性の立ち方)で試して下さい。右手は洋食ナイフもしくは、それに近い棒を持って下さい。 (右手が「割り箸」的な使い方になってしまうと、うまく出来ません)
シャッセが出来たら、今度は、足がロックしているところから、左足をそのまま、前に引っ張り出して下さい。
両足に体重を分散させたままで、左足を前に引っ張り出すことが出来るハズです。

〔STEP2〕では、後退の時と同じ動きを、逆方向に行います。
両足に体重を分散させたまま、ゆっくりゆっくり、左足を引っ張ってくると、左足の動きは「S字」になることを確認します。 真っ直ぐ直線的に左足を引っ張ると、両足の体重の分散具合が大きく変化し、右足に体重が乗り込んでしまいます。

〔STEP3〕では、上半身と左腕を使って、左足の「S字」の軌跡を、直線化します。
「体重を分散させながら、S字を描いて足が寄ってくる力」と「S字を直線に近づける力」が合体して、パワーのある動きが生まれるはずです。


●「みらくるダンス実験室」のレッグ・スウィング〜その3


これも、前のページで説明した動き。

「欧米人は、膝が高く上がらない。 膝を高く持ち上げようとすれば、両足に体重が分散した姿勢で、カラダが前に進んでいく」
ボディが軸足の上を通過して、左足が右足(軸足)よりも前に出たときの動きが、これになります。


●「みらくるダンス実験室」のレッグ・スウィング〜その1→2→3

この3つを、連続的にやれば、外観上の左足の動きは直線的に見えるはずです。
でも実際の左足の動きは「S字」です。
軸足の上で、足を振りながら、骨盤を前に出そうとする動きに比べて、上半身の力を使って骨盤を引っ張り出す、この動きの方が、はるかにエネルギーが大きくなるはずです。

繰り返しますが、「割り箸 と どんぶり」的な腕の使い方をすると、絶対にこの動きは出来ません。
逆に「ナイフ と フォーク」的な腕の使い方を研究していくと、自然にこの動きになってくるはずです。


《  「レッグ・スウィング」と「メトロノーム・スウィング」  》


 腕の使い方、つまり「割り箸とどんぶり」か「ナイフとフォーク」かによって、「レッグ・スウィング」の動きの概念が、大きく変わってきます。

「レッグ・スウィング」の動きの概念が大きく変わるのであれば、「メトロノーム・スウィング」の動きの概念は、もっともっと大きく変わってくるはずです。

このセクションでは触れませんが、実験してみれば、いろんなところで「概念の違い」が生じてくることが、わかってくると思います。



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