みらくる・らぼ

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左手にフォーク? 左手に どんぶり? 作成日:2012/02/22、最終改訂日:2012/02/22

§丼-11:「手首」の力でボディを動かす

カラダ(胴体と頭)を「後方から前方に移動させる」という動きを考えて見ましょう。

誰もが真っ先に考える方法として、
「後ろ足(足首・膝)を使って、カラダを前方に送り出せば、胴体は前に出る」
というのがあります。 当たり前すぎて、異議を唱える人はいないはず。

日本の社交ダンス(スタンダード種目)においては、この方法が「ダンスの基礎の基礎」として扱われてします。 いわゆる「送り足」です。
日本の社交ダンス界では、この「送り足」こそが、世界のトッププロを含めて、上級者が使う「高等テクニック」として紹介されています。

−*−

これって、本当なのでしょうか?? それ、根本的に間違ってるんじゃないの??
というのが、このページです。

ここで紹介するのは、腕を使って、「ボディを前に引っ張り出す」方法です。

「骨盤を前に出さない、骨盤を後足の上に置いておく!」ことを意識して、左腕を動かします。 そうすると、上半身が前に出て、上半身にグイグイ引っ張られるような感じで、骨盤が前方へと「引っ張り出される」動きになります。

カラダを前方へ動かす際、「下半身を使ってない」ことは明白です。

右手に、洋食用のナイフを持ちます。 左手に洋食用のフォークを持ちます。
洋食用のフォークを、口元に動かします。
その際、フォークの背中が上を向くように注意してください。




それが出来たら、左手のフォークを、「ガムテープ」と交換します(重要)。
その際、親指が下になり、残り4本の指が上になるようにして、4本指を「平べったく」して、4本指でガムテープを押さえ込みます。 下図の(洋-20)を参照

ガムテープを押さえ込む力加減を変えながら、左手首・左腕前腕の筋肉に刺激を与え、左腕の筋肉を、「ある程度の緊張状態」にします。


左足の前に右足を置き、左足(後ろ足)のヒールの上に骨盤を置きます。(洋-21)
そこから、左腕を「つ」の字を描くように、動かしていきます。

そうすると、「骨盤が、前に出ないように、後方に抑え込んでいる」にも関わらず、左腕の動きに連動するように、「骨盤が前方へと引っ張り出される」ことになります。

さてさて、これと似たような動き。 どこかで見たことありませんか?

ルンバ(ラテン種目)の女性の左腕フリーアームの動きに似ています。
ルンバの女性は「左腕のフリーアーム」つまり「左腕の手首〜前腕の筋肉の変化」を利用して、カラダ全体を動かしています。
このルンバの動きを応用して、カラダの動きを「最大化」したものが(洋-21)〜(洋-24)だと説明すれば、理解していただける方も多いかと思います。

当「みらくるダンス実験室」では、(洋-21)〜(洋-24)の動きこそが、「スタンダード種目の基礎」であり、それを応用したモノ(スタンダードの基礎を使って踊ったもの)が「ルンバのフリーアーム」になっている・・・考え方をしています。
細かいことは、どちらでも良いです。


(洋-21)〜(洋-24)の左腕の動きによって、「カラダを前に動く」ことが確認できたら、今度は、左手の親指を上にして、同じことをやってみます。

左手の親指を上、4本の指を下にして、4本の指でガムテープを支えてみましょう(洋-40)。
ちなみに、これは「左手で、どんぶりを持って、右手でメシ食う日本人の持ち方」に似ています。

やってみるとわかりますが、4本の指を下にしたときは、いくら左腕を動かしても、カラダは前に出てきません。 骨盤は、後ろ足の上に居座ったままです。
後ろ足の足首と膝を使って、カラダを前に送り出さない限り、骨盤は動きません。

ところが・・・


ところが・・・・
ところが・・・・

普通に左腕を動かして、ダメだったこのケース(親指を上、4本指を下にして、ガムテープを持つ)においても、
「左手の手首を内側に曲げ、左手の指を自分の方に向ける」ことによって、上半身が勢いよく前に出て、骨盤がグイグイ前に引っ張られる・・・そんな、動きを得ることができます。

右手に洋食ナイフを持ち、左手にガムテープを持った時(ガムテープは地面と平行)には、左腕前腕〜左手首の動き(筋肉の変化)によって、カラダを前方に動かすことが出来る!! ということになります。

実際のナイフ(右手)とフォーク(左手)を使ったときの「左腕の筋肉の動き」は、おそらく、(洋-21)〜(洋-24)と、(洋-41)〜(洋-44)の中間になるような気がしますが、どうでしょうか?

右手に「割り箸」、左手に「どんぶり」を持った時にはどうでしょうか?
左手に「どんぶり」を持った時には、(洋-21)〜(洋-24)の動きも、(洋-41)〜(洋-44)の動きも、出来ないと思います。
ちなみに、当「みらくるダンス実験室」の管理人は、「洋食」については、詳しく(とうか、ほとんど)知りません。
管理人は、左手に「箸」を持って「牛丼」を食うことを楽しみにしている、左利きの日本人です。

−*−

こちらは、日本のトッププロが教える「スタンダードの基礎」です。


(4)では、両足を開いた「中間バランス」を意識しています。
左右両腕は、降ろしています。
左右両腕とも、回転は掛かっていないハズです。

(5)では、左足に体重を載せることによって、「下半身の力」によって、ボディを引っ張り出しています。
やってみると判りますが、このとき、左腕の前腕は、面白い動きをするはずです。
左肘〜左手首に掛けて、左に回転(外旋/回外)する方向への「筋肉の動き」が生まれます。

「みぞおち」を意識すれば意識するほど、左肘〜左前腕(二の腕)〜左手首が連動して左回転(外旋/回外)し、掌(てのひら)が上を向きます。
「みぞおち」を意識して、左足に体重が乗り切ったときには、思わず大声で「どんぶり・ばんざーい!」と叫びたくなるかもしれません。
左腕の筋肉が、「どんぶりを持った時」のように、変化します.

左腕に左回転(外旋/回外)を与えない場合は、「みぞおち」が意識できずに、左膝が沈み込んで、「ぐしゃん!」潰れた姿勢になります。
左肩甲骨でカラダを持ち上げることで、結果的に「みぞおち」を吊り上げることも出来ますが、それはそれで、左手首だけが左回転するので、やっぱり「どんぶり」を持った時と似たような感覚になります。

嘘だと思う人は、右手に「割り箸」、左手に「カップ麺のどんぶり」をもって、この動きをやってみて下さい。 ものすごく、やりやすくなりますから。
(右手で箸を持つときの指と指との力加減と、左手でどんぶりを持つときの掌の筋肉の動きが、絶妙な動きを引き出します)

ほんとうに誰も信じないような、冗談のような話ですが・・・
右利きの日本人にとって、「左手にどんぶり」は、これが一番自然なスタイルなのでしょうから、全く、違和感を感じないはずです。


《  「中間バランス」という概念  》


 今回のガムテープを動かす実験では、「中間バランス」という概念はありませんし、中間バランス(左右の中間に立った瞬間)の重要性なんてものは、ほとんどありません。

 左腕のガムテープを動かすだけで、カラダは「後ろ足の上」から「前足の上」を通り、「前足よりも前方」へと動いていきます。

 それに対して、日本の社交ダンスにおいては、「中間バランス」のポイントが、最重要なポイントとして扱われています。

 両者の基礎が「根本的に異なっている」ことは、明確です。



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