みらくる・らぼ

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「ロータリー・アク
 ション」を全面否定!
「ペンディラム・
 スウィング」はナンバ?
「テイクバック」
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左肘は真横に
 伸ばして固定する?
「右腕」は、
 斜めに引こう!
「右手の手首」を
 固定する理由
まとめと考察
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「腕を固定する」ということの意味 作成日:2012/03/23、最終改訂日:2012/03/23

§腕-20:「右腕」は、斜めに引こう!

今回は、左腕に引き続いて、右腕の話。

白石智樹・香織組の「踊るホールド大研究」というレクチャーを元にして、右腕の役割について、考えて行きたいと思います。

みかけ(外見)上は、日本のトッププロ(日本の最高峰・チャンピオンクラスを総動員)も、当「みらくるダンス実験室」も、ほとんど・・・・といより、まったく同じ。

だけど、右腕についての考え方や、腕・背中の筋肉のの使い方については、日本のトッププロ(チャンピオンクラス)と、当「みらくるダンス実験室」では、まったく異なります。 (「まったく異なる」という根拠についても、順次、説明していきます)

どれくらい考え方が違うのか、どちらが有利なのか?
そのあたりを、考えていきましょう。

−*−

まずは、左腕(左肘)と右腕(右手首)の位置。

左肘の角度については「スウィング系」は「鈍角」、「タンゴ」は鋭角。
右手首の位置ついては、「スウィング系」は「浅く」、「タンゴ」は深く。


「スウィング系」(ワルツやスローフォックトロットなど)と、「タンゴ」では、ホールドを変えて、左肘の角度や、右手首の位置を、しっかりと使い分けましょう!・・・・というレクチャーになってます。

当「みらくるダンス実験室」では、どうなるか?
結果的に、同じことになるのですが、理由づけが違う。

右手に洋食ナイフ、左手にフォークを持ち、指先の感触を高めるために左手のフォークを「ガムテープ」に持ち変える。
そして「つ」の字を描くように、左腕を動かしてやる(結果的に、左肘の角度も動く)と、カラダが自然に前に出てくる。
(詳しくは、「左手にフォーク?左手にどんぶり?」のセクションを参照)


根本的に、スウィング系であれ、タンゴであれ、カラダを前に動かす時には、この原理を使う・・・という考え方。

スウィング系とタンゴでは、「姿勢の高さ」や「レッグスウィングの有無」「ライズの有無」などの違いから、左肘や右手首の「ベストポジション」が、自然に決まってくる。

ワルツだからああしろ、とか、タンゴだからこうしろ、とか、そんなんじゃなくて、種目が変われば、自然と左肘・右手首の角度や位置が決まってくる。

−*−

次のレクチャーは、右肘の位置。


トッププロのレクチャーでは、「必ず自分の身体の前に肘が位置していることが大切」と書いてある。
要するに、「右肘を(自分のカラダに対して)固定して、右肘とカラダを一緒に動かしなさい」という解釈になりそう。
別のレクチャーでは、右腕を「後方から前方へ振り上げる」ことで、カラダを前に動かしましょう・・・という風になっている。

当「みらくるダンス」では、基本的に「右肘は真横」。
「右肘を真横」において、「左手で牛乳を飲むポーズ」、いわゆる「みるく・ごっく〜り」のポーズを取る...そうすると、結果的に、右肘の位置は、真横よりも前に来る。


「みるく・ごっく〜り」ポジションにより、左の背中が前に出て、右の股関節が後方に引き込まれて、骨盤が前傾する。

ここから、さらに、右肘を回転刺せないようにして、右手首だけを右(ネジを締める方向)に回転させていけば、右肘は持ち上がりながら、「肩のラインよりも前方」に引っ張り出される。

「右肘の基本は横なのだ!」という意識を持ち、右肘が前に出ないように、抑え込んでおく。 それでも、左右両手首に右回転を掛けることによって、右肘は前方に引っ張り出されていく。

当「みらくる実験室」の基本的な考え方は、
「両手首の右回転により、自然に前に出る右肘を、後ろに引く意識」
になるのですが、日本のトッププロには、「右肘が自然に前に出る」という感覚がなく、「右腕は意識的に前に出して踊るモノ」という感覚なので、100年経っても、話がかみ合わない。

−*−

次のレクチャーは、「右アームの形」


「ホームベースのような五角形」と書いてあるが、そのとおり。
見かけ上の形に異論を唱える人は、ひとりもいないはず。
100万人のダンサーがいれば、100万人が「これで正しい!」と言う。

ところが、実際のホールドにおいて重要なのは、「見かけ上の形」ではなく、
「右手首に対し、どういう方向に「力」が掛かるか?」 というポイントである。


左図のように、「女性が、右斜め方向に体重を掛けている場合」には、男性の右腕には、「左斜め方向(左腰方向)に、自分の右手首を引き寄せる」ように力が掛かってくる。

右図のように、「女性が、真後ろ方向に体重を掛けている場合」には、男性の右腕には、「真っ直ぐ手前、右腰の方向に、自分の右手首を引き寄せる」ように力が掛かってくる。

そんなの、どっちでもいいだろう!!! と言われるかもしれないけど、この違いが、「踊りのすべてを変えてしまう」くらい「極めて重要な違い」となって、現れてくる。


これは、一般編の「左重心と右重心 〜こんなに違うカラダの動き」のセクションでの実験(要約)です。 (詳しくは、一般編を見てください)

片足を前、反対の足を後ろ(どちらの足が前でもOK)に置いて、右手に棒を持ちます。 そして、その棒を手前に引き込みます。

この際、(進-41)→(進-42)のように、「真っ直ぐ右腰の方向」に棒を引いても、カラダは前に動きません。 むしろ、後ろにぶっ倒れようとします。
ところが、(進-31)→(進-32)のように、「斜めに、左腰方向」に棒を引いてやると、どうでしょうか?? カラダは、ぐいぐい、前方へと進んで行きます。

これを社交ダンス(スタンダード種目)に応用するのは、至って簡単!
「右手に持った棒」を、左腰(実際には左股関節)の方向に向かって、引き寄せてやる動きが、そのまま、社交ダンスの「右手首」と同じになるわけです。

この際、女性が、(自分の)左斜め後方に自分の体重を掛けていれば、男性が左斜め前方に、右手首を引く力と、力が均衡するので、実質的に、男性の右手首が動くことはありません。

また、「みるく・ごっく〜り」のポジション、左手首だけを右回転(左肘は回転させない)で、右手首も右回転を掛けておけば、右手首を左斜めに引こうとしても、ほとんど右手首は手前には動きません。
右手首を、全力で左斜めに引き続けていたとしても、「女性のボディの太さ」で、右手首は止まります。 なので、右手首で、女性を締め付けることはありません!!

では、実際に、当「みらくるダンス実験室」の考え方に基づき、
実際に、男女が組んで、男性が前進するときはどうすればよいか?
原理は簡単です。

女性は、頭(ネック)を左後方に伸ばし、(自分の)左斜め後方)に、体重を掛け続ける。
男性は、右腕で女性を支える・・・・・という感覚を、完全に捨て去る。
男性は右手首を、左斜め方向に引く。
女性は、男性に引っ張られた分だけ、斜め方向に体重を掛けて、二人の力を均衡させる。
このとき、絶対に絶対に絶対に、なにがあろうとも、男性は、右腕を真っ直ぐ手前に引いてはいけないし、女性は真っ直ぐ後ろに体重を掛けてもいけない。

あくまで、力の均衡は、斜め方向に行う。


二人の力の方向が、斜め方向(左斜め手前と、右斜め後ろ)になっていれば、
左右どちらかの足を前に出してさえいれば、カラダは前方へと進んで行く。

女性は、男性の右腕の中に居るので、男性のカラダが前に進めば、女性は自然と後方へと運ばれていく。 女性に、「力」なんかいらない。
女性は、男性の右腕に「適度に、斜め方向に、体重を掛けてあげる」だけで、まるで「雲の上に乗っかって、雲の絨毯に運ばれる」のようにして、男性と一緒に、移動することが可能になります。


余談になりますが・・・・男性が、右手首で、女性を締め付けているトラブルがよくありますが、それは。右手首を右腰の方向に引いているか、左手首の回転方向(左肘の動き)が間違っているか、あるいは、下のような「日本のトッププロのような踊り方」をしているか、どれかだと思います。
「日本のトッププロのような踊り方」では、男性の右腕は極めて不安定になりますので、筋力トレーニングをやらない限り、綺麗な踊りはできないはずです。

−*−

日本のトッププロは、絶対に絶対に、絶対に! こんなことは、やっていない。
このレクチャーを見れば、一目瞭然。

右腕は、まっすぐ後ろに引いています。
右肘を、真っ直ぐ後ろ(右腰方向)に引いたら、カラダは前に出てこない。
なんらかの方法で、無理矢理に、カラダを前に押し出す必要があります。

その「無理矢理」な方法が、「ペンディラム・スウィング」です。


女性も、右腕を、真後ろ(右腰の方向)に振り下ろしてます。
このような動きをすると、男性の右腕に、斜め方向の力が掛かるはずがありません。

男性の右腕の力は、「まっすぐ後ろ方向に引く」方向に掛かりますので、女性を、自分の方に、引きよせるようになります。 (当然と言えば当然の結果)
そして、実際に女性を引き寄せると、思いっきり叱られます。
女性を引き寄せないように、もっと右腕を鍛えなさい! という具合です。

これは、これでいいと思います。
日本のトッププロの踊り方も、素晴らしい踊り方だと思います。

でも、当「みらくるダンス実験室」の考え方からすれば、「異議あり」です

ワルツやスローフォックストロットのような、「スウィング・ダンス」をのびのびと踊りたいのであれば、カラダが前に出ないようにして、右手首を左斜めに引いていけば、それだけでOKです。 自分からカラダを前に出そうとしないこと。 これで十分。

「スウィング・ダンス」を踊りたいならば、「ペンディラム・スウィング」などという、訳のわからんメチャクチャなアクションは、絶対に絶対に、絶対に使わないこと!!!!
これがダンスの基本というより、「スウィング・ダンス」の絶対条件です。

絶対に絶対に、「スウィングダンス」で、「ペンディラム・スウィング」を使わないこと。 「ペンディラム・スウィング」少しでも使おうとすれば、その瞬間「スウィング・ダンス」は踊れなくなります。

もっとも、「ペンディラム・スウィング」の解釈が、これで合っていれば・・・の話ですが。

−*−

さらに話を進めましょう!

今度は、檜山浩治先生のレクチャーです。
























《 外国人のレクチャーをクリアー出来るか  》




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