みらくる・らぼ

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左重心と右重心 ~こんなに違うカラダの動き 作成日:2011/08/12、最終改訂日:2014/09/12

§棒-06:「棒」を持って足を伸ばす(横)

社交ダンスでは、「横方向に足を伸ばす」という動きが存在します。
横へ足を伸ばして、カラダを横方向に動かす。

下の図は、横方向へのシャッセ(chasse)です。

足を開いて、足を閉じて、また足を開いて、また閉じて。。。
これを繰り返せばカラダが、左または右に動いていきます。


社交ダンス(スタンダード種目)の女性は、頭(ネック)を左側に置いてます。

女性のホールドは、左右対称ではありませんので、
 ・「左足を横に伸ばす」のと、「右足を横に伸ばす」のとでは、難易度が異なる。
 ・「左足を閉じる」のと、「右足を閉じる」のとでは、難易度が異なる。
ということは、容易に想像できます。

さて、ここで問題です。
社交ダンスの女性のホールドにおいて、簡単なのは、どちらでしょうか?
頻繁に出てくるのは、どちらでしょうか?
とりあえず、答えは、出さないことにして、先に進みましょう!(手抜き)


■ 腕の力加減(親指側/小指側)と 骨盤の平衡感覚(腸骨陵/ASIS)


文章は、後日!


文章は、後日!


■ 左手に「棒」を持って、左足を伸ばす動き


【横-21】〜【横-23】は、左手に棒を持って、「左足を左方向に移動」させる動きです。
こちらの動きは、少し複雑になりますが、骨盤は足とは逆方向に動こうとします。

左足(の爪先)を左方向に伸ばせば伸ばすほど、骨盤は、右方向(左足とは逆方向)に動こうとします。
左の背中は右上(右足と同じ方向)に動こうとします。


では、骨盤に指を押し当てて、「左手に棒」とよく似た動きをさせてみましょう。


骨盤の前角(上前腸骨棘/ASIS)を意識すると、「左手に棒」と似たような動きになります。


■ 右手に「棒」を持って、左足を伸ばす動き


【横-41】〜【横-43】は、右手に棒を持って、「左足を左方向に移動」させる動きです。
この場合も、似たような動きになります。

左足(の爪先)を左方向に動かそうとすると、骨盤は「足なんかに負けるものか!」という具合に、左右方向に動こうとします。
結果的に、足と骨盤が同時に左方向に動くことになります。

ただ、左右で、、少し違いがあります。 右足を右方向へ出す場合は、骨盤は「右下」方向に動きますが、左足を左方向に出す場合は、骨盤は「左上」方向に動きます。


では、骨盤に指を押し当てて、「右手に棒」とよく似た動きをさせてみましょう。


骨盤の一番高いところ(腸骨陵)を意識すると、「右手に棒」と似たような動きになります。


■ 左手に棒を持って、右足を伸ばした時の動き

左手に棒を持った時(左サイドに棒を持った時)には、足を横に動かすと、
骨盤は、足をは逆方向に動きます。


【横-11】〜【横-13】は、左手に棒を持って、「右足を右方向に移動」させる動きです。

右足(の爪先)を右方向に伸ばせば伸ばすほど、骨盤は、左方向(右足とは逆方向)に動こうとします。 ちなみに左の背中は右上(右足と同じ方向)に動こうとします。

これにより、左右の中間にカラダのバランスを保ちながら、右足をどんどん右へ出していくことが出来ます。

【横-19】は、左サイドに右手で棒を持ったケースですが、左サイドに棒を持っておけば、左手で棒を持った時と、ほぼ同じ動きになります。


■ 右手に棒を持って、右足を伸ばした時の動き

左手に棒を持った時(左サイドに棒を持った時)には、足を横に動かすと、
骨盤は、足を同じ方向に、足よりも大きく動きます。


【横-31】〜【横-33】は、右手に棒を持って、「右足を右方向に移動」させる動きです。
右足(の爪先)を右方向に動かそうとすると、骨盤は「足なんかに負けるものか!」という具合に、右方向に動こうとします。
結果的に、足と骨盤が同時に右方向に動くことになります。

でも、足と骨盤が同時に右方向へ動くと、右足が強く地面に着いてしまって、それ以上に、右足を伸ばすことが出来ません。 そこで、無意識に「頭や首」が、左方向(足とは逆方向)に「反り返る」格好になります。

頭と首が、足と反対方向に居つづけようとすることd、、軸足(動かさない方の足・左足)にウエイトが掛かり続けます。 その間は、右足を右方向に出し続けることが出来ます。
どんどん、右足を伸ばしていくと、軸足へのウエイトに耐えられなくなったとき、ドッカンと左足にウエイトが掛かり、カラダ全体がが左方向に流れます。



■ まとめ

 左手で棒を持った時(左サイドに棒を置いた時)は、足と骨盤が逆方向に動いて、常に左右の中間にバランスを取る形になります。

 足を遠くに伸ばせば、遠くに伸ばすほどに、骨盤は逆方向に動こうとするので、どんどん「足の爪先」を遠くへ伸ばすことができます。

 右手で棒を持った時(右サイドに棒を置いた時)は、足と骨盤が同時に動きます。
結果として、頭・首が足とは逆方向に動き、ウエイトは軸足側に乗り込みます。

 軸足側から、反対側の足への体重移動は、骨盤を後追いする形で「軸足側の膝・足首で、カラダ全体を送り出す動き」(日本の社交ダンスでいう「送り足」)が発生します。 足の爪先と骨盤をどんどん進めておいて、軸足でカラダを進行方向へ送り出す動きを加えることによって、カラダを大きく横方向に進めることが出来ます。

どちらが、良いかは、ケースバイケースだろうと思われます。



《 「自然なスウェイ」とは何か? 》

社交ダンスには、「スウェイ/sway」というのがあります。
カラダの傾きですね。

スウェイの多くは、横方向の移動(横方向に足を出して、反対側の足を閉じる)によって、発生します。

ここで問題です。「自然なスウェイ」「正しいスウェイ」とは、どういうスウェイを言うのでしょうか?

「足の爪先と骨盤が逆方向に動く」時のスウェイと、「足の爪先と骨盤が同じ方向に動く」時のスウェイは、全く異なった動きになるはずです。

左手に「重さゼログラムの棒」を持った時のスウェイと、右手に「「重さゼログラムの棒」を持った時のスウェイは、全く違ったスウェイになる・・・ということを意味します。



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