| -
|
左の手首がパワーを生み出す ~肘と手首の関係 |
作成日:2011/08/13、最終改訂日:2011/08/14 |
§9-01:〔準備体操〕旋回力が大幅アップ!
−−−準備中−−−
まず、準備体操として、カラダを大きく左右に旋回させてみましょう。
両足を揃えて立ちます。(旋-10)+(B)
そして、両手を胸の前に持ってきて、指と指をくっつけます。
これで、左右にカラダを旋回。
次に、指を少し重ね合わせてます。
(A)は、両手の手首を右(ネジを締める方向)回します。
左手の親指が下になります。
右手の親指が上になり、右手の手の平が手前になります。
(C)は、(A)の逆。 両手の手首を左(ネジを緩める方向)回します。
左手の親指が上になります。
右手の親指が下になり、右手の手の平が手前になります。
さて、(A)(B)(C)の3つで、大きく旋回できるのは、どれでしょうか?
実際に試してみるとわかりますが、左に旋回・右に旋回ともに、大きく旋回できるのは(A)=(両方の手首を右に回転)の時です。
もしも、人間のカラダが左右対称であったならば、片方への旋回が(A)、逆方向への旋回が(C)になるはずです。 でも実際はそうならない。
左への旋回(旋-23)でも、右への旋回(旋-27)でも、(A)=(両方の手首を右に回転)の方が、大きくカラダを旋回させることが出来ます。
ドライバー(ねじ回し)で、ネジを締める方向です。
水道の蛇口でいえば、水を止める方向に手首を回したときに、カラダの旋回が大きくなります。
−*−
次の実験は、片手を下ろして、カラダがどこまで旋回できるか? の実験。
右腕の肘をカラダの正面に伸ばして、真っ直ぐに立ちます。(旋-30)(旋-31)
右手の親指は、上を向いているはずです。
そのまま、右方向に、カラダを旋回させていきます。
どこまで、旋回出来るでしょうか? 当然、大きく旋回できたほうが良いです
この時、「隠し技」になってるのが、左手です。
左の肘を回転させないようにして、左の手首だけを右に回転させる。
(左の肘を左に回転させて、左の手首を右に回転させる)
そうすると、カラダの旋回力が大きくなります。
で、この「左手首の右回転を掛ける」のを無意識にやる方法があります。
一つ目の方法は、左手首に、サポーターみたいなのを巻く方法。
もう一つは、左手の「人差し指」と「中指」の間に力を加える方法です。
左手首に、サポーターでも、腕時計でも、ゴムバンドでも良いので、はめておきます。 カラダに動きがあったとき(足で地面を押さえたときなど)には、「左手首に右回転」が、無意識にかかります。
相対的に、「左肘に左回転」が掛かって、左手首と左肘が逆方向に回転する動きになります。
もう一つの方法は、左手の「人差し指」と「中指」の間に力を加える方法です。
「ドッカ〜ン!」と足の上にカラダを乗せると、無意識に左手の「中指」と「薬指」の間に力が掛かります。 そうすると、カラダが堅くなります。
それを避けるために、「人差し指」と「中指」の間に、力を加えます。
「外反母趾対策パッド」が良いのですが、「消しゴム」でもいいし、「鉛筆」でもいいです。
カラダの旋回を掛けて、「もう少し旋回させるぞ!」とか思っているときには、無意識に「外反母趾t対策パッド」を握りしめているんじゃないかと思います。
個人差がありそうですが。。。。
右手の場合は少し違うけど、右手も「手首の右回転」が効果的です。
|
background="../../png-body/back10.png" |