みらくる・らぼ

〔§段〕
爪先から着地
~踵(ヒール)を踏むと
  カラダが進む
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爪先着地で前進するぞ!
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階段から外して登る!
階段を登るとき
踵(ヒール)着地で
  階段を登る
爪先着地で
階段を登る
階段での「動きの
  違い」の根底は?
「爪先着地」と
 「骨盤のローリング」
「爪先着地」で
 「中間バランス」
「爪先立ち」から
 踵(ヒール)を踏み込む
「爪先立ち」からの
  前進~左足編~
「爪先立ち」からの
  前進~右足編~
「踵着地」なのに
 「爪先着地」の動き
ハイヒールで
 「最大の歩幅」を稼ぐ!
ハイヒールでの
  「正しい」歩き方
まとめ
~さらなる実験への布石
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爪先から着地 ~踵を踏むとカラダが進む 作成日:2011/09/10、最終改訂日:2014/09/11

§段-05:階段での「動きの違い」の根底は?

「階段を登る」時の動きには、人によって違う。 大きく分けると

【段-21】〜 踵から着地して、踵側から爪先側に体重を移しながら、カラダを前に出していく方法。(腰が前二出る)。

【段-41】爪先から着地(踵を浮かせる)して、そこから踵を降ろす(踵を踏み込む)ことで、カラダを前方に進ませる。(左の背中が前に出る)。

の2つの動きが存在する。


前者【段-21〜)は、膝を前に倒す。 体重は前足(軸足の真上)
後者【段-41〜)は、膝の位置が固定される。 体重は、両足の中間。<font color="#000099">

一体、何が違うのか??

「根本的な違い!」というか「動きの違いの根底にあるもの!」について、検証してみる必要がある。

どうすれば、そんなのを検証できるのか??

後者【段-41〜)、つまり、普段から
  「階段の角に爪先をかけて、踵を踏み込むんで、階段を登る」
人(ここでは、「みらくるダンス実験室」の管理人)に、その動きを出来なくする条件を与えてやればいい。

ある特定の条件下で、「踵の踏み込みで階段を登る」人間のカラダが、沈み込めば、それが両者の違いの根底だと考えることが出来る。
(文章にすると、ややっこしい。 さっさと、先に進もう!)
実験実験!!



右手に買い物かごを掛ける。 買い物かごには「適度な重さのおもり」を入れておく。

足の裏全体を、階段にのせる。 そして、カラダを前に移動させる。
どうなるか???? さっそくやってみる。

膝は前に倒れて、カラダは沈みこんでいく!!!
左足を階段にかけたときは、カラダが少し浮き上がる感じがある。
だけど、右足を階段にかけたときは、思いっきり、カラダは下に沈み込む。

少なくとも、膝の位置が、固定できない。 膝がどんどん前に倒れていく。


こんどは、左手に買い物かごを掛ける。 どうなるか??
カラダを浮き上がらせて、カラダを前に進めるのは、左の背中である。
ということは、左手に買い物かごを掛けると、違う結果が出るかもしれない・・・。

実際、違う結果が出る。
前足をフラット、足の裏全体を階段につけて、カラダを前に出そうとする。

そうすると、なにもしなても、カラダが浮き上がる。
太股は後ろに下がる。 膝の位置は固定される。 体重は両足の中間。

踵を踏み込まなくても、カラダが上に登っていく。というか「舞い上がっていく」感じ。

左手に、おもりのついた買い物かごを掛けているはずなのに、カラダがメチャクチャ軽い。 まったく不思議な現象である。

もっとも、これは、「普段から、踵を踏み込んで、階段を登ってる人間」の動きであり、
「膝を前に倒して、足の裏全体で地面を踏んで、カラダを持ち上げる」人が、同じ動きになるかどうかは、不明である。

−*−

で、これだけで、話が終わらないのが、当「みらくるダンス実験室」の面白いところ。

前回の実験では、
 「右腕に買い物かごを下げると、カラダが沈み込む」
という結果になった。

では、その条件下においても、カラダを浮かせる方法を探し出す。

つまり、本来なら「右腕に買い物かごを掛けると、カラダが沈み込む」という結果になる条件下(最悪条件)においても、左腕に買い物かごを掛けたときと同じように、カラダを浮き上がらせる方法は??? と言う話。


左手の指が、重要な意味を持つ。

左手の指の感覚で、カラダの動きが大きく変わってくる。

左手の人差し指と中指をくっつける(指-86)、もしくは、人差し指と中指の間に何か(目薬の容器、外反母趾対策パッド、鉛筆など)を挟む。

たったこれだけで、左腕に買い物かごをぶら下げたとき同様に、カラダが浮いてくる。 左手の動きは面白いです。 右手とは違う動きをします。
なぜか?


この実験結果のとおり、(指-96〜)のように、人差し指と中指の間に、「目薬の容器」を挟んでやるだけで、左の太股が下がります。

左の太股が下がれば、左の背中が前に出ます。
左の背中が前に出れば、カラダは浮き上がっていきます。
カラダが、メチャクチャ軽くなります。

ちなみに。(指-91〜)のように、中指と薬指の間に挟んだときとは、左の太股は、前に飛び出してきます。
左の太股を前に出して、カラダを前に進めると、重心が低くなります。
「相撲」などは、重心を低くして、カラダを沈み込ませたほうが有利でしょう。

両者では、左腕を持ち上げたときに、肘の位置が違ってきます。
「どこまで腕が持ち上がるか?」 高さの位置も違ってきます。
両方を試して見ることは、「五十肩の対策」にもなるはずです。

この違いは、「左の肩甲骨の動きの違い」になってきます。
「左の肩甲骨の動き」が違えば、カラダ全体の動きが、違ってきます。


</font><font color="#cc0000">では、最後に・・・・・

なぜ、人によって「階段の登り方」が、こんなに違うのか?

「違いの根底」を探っていくと、左手の中指が、人差し指とくっつくか、薬指とくっつくか?  たった、これだけの「無意識な左手の指の違い」が、カラダ全体の動きの違いとして、大きく影響してきているような気がします。



《 右利きの人には、信じられない動き! 》

 手首や手の指を動かすと、カラダ全体が動く。

 リズムに合わせてダンスを踊る時は、社交ダンスに限らず、そうだろうし、楽器の演奏の時も、そんな感じだろうと思います。

 じゃぁ、その手の指の動き。
左手の指と、右手の指の動きで、違いがあるとすれば、どうでしょうか?

・右手の指の動きは、右利きの人の方が詳しいはず。
・左手の指の動きは、左利きの人の方が詳しいはず。

言い換えると、

右利きの人は、左利きの人が知らない動きを知っている。
左利きの人は、右利きの人が知らない動きを知っている。

左手の動きというのは、「複雑怪奇」なんで、覚えると面白いです。 左手の筋肉の変化は、アタマで考えただけでは、想像できないような、カラダの動きを誘発しますから。。。。。



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